EVENTO
天城軍鶏×
イタリア料理会
2026年10月9日(金)開催
当店で生産者さんとイベントを開くのは、今回が初めてです。
天城軍鶏の堀江養鶏場から堀江さんにお越しいただき、コース料理とペアリングワインを楽しみながら、堀江さんとお話ししていただく会でした。

MARCHE × VENETO
マルケとヴェネトを、
かけあわせる
今回、料理人としてこのイベントのテーマにしたのは、マルケ州とヴェネト州をかけあわせることでした。
堀江さんの軍鶏は力強く、イタリアの鶏のようにうまみが強くて、身に弾力もあります。出汁の味わいもどこかイタリアらしく、イタリアにいたころの経験から、ヴェネトとマルケ州を思い浮かべました。
ヴェネトとマルケ州を
イメージした料理・ソース
- ガランティーナ
- 鶏に詰め物をして蒸し、冷まして切り分ける、マルケの郷土料理
- ソパコアーダ
- 本来は鳩で作る、ヴェネトの郷土料理
- ペヴェラーダソース
- 本来はホロホロ鳥などの鳥やジビエに合わせる、ヴェネトのレバーのソース
- マッケロンチーニ
- マルケ州の、卵で作る極細のパスタ
ドルチェ以外は、
すべて軍鶏で
そして自分の中で、あえてドルチェ以外は、コースのお料理すべてに軍鶏を使う縛りを作ってみました。
自分にとっても、挑戦したいという気持ちからです。
IL MENÙ
この日のコース

1皿目胸肉のサラダ仕立てとマルケ風ガランティーナ
胸肉は、低温で3時間火を入れてオイルに漬け、サラダ仕立てに。
ガランティーナは、いろいろなお肉、オリーブ、うずらの卵、ピスタチオなどをもも肉で包み、2時間ほど蒸した、自家製のガランティーナです。
使った部位:胸肉・もも肉

2皿目首皮に詰めたサルシッチャのトマト煮
サルシッチャを軍鶏の首皮に詰めて、トマトで煮ました。皮から出るうまみを、サルシッチャがさらに吸っておいしくなるイメージで作りました。
使った部位:首皮

3皿目軍鶏のソパコアーダ風
軍鶏を丸ごとハーブとともに、高温で色をつけるように焼き、手でほぐしました。いろいろな部位が入っています。焼いたあとの骨で、出汁をとっています。
ほぐしたお肉をパンとチーズで挟み、軍鶏の出汁をかけて、さらにオーブンで焼くお料理です。
使った部位:丸鶏・軍鶏の出汁

4皿目もも肉のオーブン焼き
ペヴェラーダソース
軍鶏のローストは、高温で焼いて休ませた、シンプルなお料理です。合わせたペヴェラーダソースは、レバーの濃厚さに、酸味と甘みが合わさった味わいです。
使った部位:もも肉

5皿目マッケロンチーニ イン ブロード
手打ちパスタに、軍鶏の出汁と塩を合わせました。最後は、純粋な軍鶏のうまみを味わっていただく形にしました。
使った部位:軍鶏の骨からとった出汁

6皿目(ドルチェ)マロンのジェラートと洋梨のコンポート
マロンとミルクを合わせたジェラートに、赤ワインでマリネした洋梨を添えた、秋らしいドルチェです。
PASTA FATTA A MANO
5皿目のパスタは、
この日のお昼に
5皿目のマッケロンチーニは、会の当日のお昼に打ちました。マルケ州の、極細の手打ちパスタです。



ABBINAMENTO
ペアリングワイン
ワインは、カメリエーラのみづきが担当しました。2人で1か月以上話し合い、料理の試作とともに、相性や楽しさを考えて試飲を重ね、ペアリングワインもしっかり楽しめる会にできました。
特に軍鶏は、ニワトリと違って弾力とうまみが濃く、鳩などに比べると淡白で繊細です。ブロードやレバーを使う料理が多く、重すぎず軽すぎず、料理を引き立てられるラインを探りました。
ブロードにはオレンジワイン、トマト煮込みにはロゼ、ローストに添えたレバーのソースには、軽めでドライな赤。あくまでも軍鶏という食材を優先しながら、調理法に合わせて選びました。

チロ・ビアンコ

トスカーナのサンジョヴェーゼ

マルヴァジーア

ヴァルポリチェッラ
LA SERATA
当日の様子
営業しながら、お客さんの笑顔と会話が聞こえてきました。楽しそうに「なんだこの料理は?」のような声が聞こえて、それに応えるシェフやカメリエーラがいて。この会で初めて顔を合わせた方どうしも、コースが進むにつれて打ち解けて、楽しそうでした。




天城軍鶏の堀江さんも、楽しそうにお食事とトークをしてくださいました。帰りぎわの「楽しかったですね」の一言に、どこかホッとしました。
きっと自分は、軍鶏をおいしく、面白く、驚かせたくて、ずっと考えて気を張っていた気がします。


今回の会はまさに、当店のコンセプト
「知らない美味しいに会いに行く」だったと思います。
ここ静岡で、知らない美味しいを、もっともっと届けていけたらと思います。
これからも、不定期でイベントを開いていきます。開催のお知らせは、Instagram とこのサイトでお届けします。
イベントの開催は Instagram でもお知らせしています@vincisgrassi2022 ›
天城軍鶏は、
ディナーのコースで
天城軍鶏は、ふだんのディナーのコースでもお出ししています。

